MENU

3D Daring Dignified Art

3D Daring Dignified Art

RenderMan 24 がリリース!

PIXAR 社から RenderMan 24 がリリース!Version 24.0
RIS が登場して以来の大型リリースとなり、多くの機能も追加・更新されています。一番の目玉は、GPUレンダーが可能になることです。

RenderMan 24 の主な機能

XPU

ハイブリッド CPU + GPU レンダリングが導入されました。
Linux と Windows の NVIDIA のグラボのみ対応です。そして、非商用は非対応になります。

https://rmanwiki.pixar.com/display/REN24/XPU

注意事項

  • MaterialX Lama まだ非対応
  • PxrVolume, Volumes まだ非対応
  • Adaptive Sampling まだ非対応
  • Ray depths まだ非対応
  • C++ Patterns まだ非対応
  • numLightSamples, numBxdfSamples, numIndirectSamples, rouletteDepth, rouletteThreshold, clampDepth, clampLuminance, allowCaustics, int visibleInRefractionPath まだ非対応
  • PxrDirt, PxrCurvature, PxrUnified, PxrOcclusion, PxrCamera, PxrSeExpr, PxrBakeTexture, PxrBakePointCloud まだ非対応
  • Nurbs まだ非対応
  • Light Portals, Mesh Lights, Light Filters, Light Linking, Scalability to many lights まだ非対応
  • OSL (PRadius, Nn, Ngn, Naon, Vn, VLen, Curvature, dPdu, dPdv, du, dv, dPdtime, time) まだ非対応

MaterialX Lama

Industrial Light & Magic 社 によって開発されたレイヤーマテリアル・システムです。MaterialX との統合の第1歩。新しい Lama Hair には高度なスペキュラー・ハイライトと効果的なサンプリングが表現されています。

Stylized Looks

イラストやアニメ調のようなスケッチライクなレンダーが可能になります。

OpenColorIO

業界標準のACESカラーマネジメントシステムをサポートします。

Bump Roughness

PxrBumpRoughness が追加され、プラスティックや金属の表面にある傷等の表現が簡単に設定できます。

Dispersion

新しいレイヤーマテリアルです。屈折のある Object (ガラス等)の表現に、洗練されたプリズムフリンジ効果がサポートされました。

Live Statics

レンダリング中のリソース使用状況を提示してくれます。

New Patterns

新しいパターン(ヘリックス・タイリング及びフェーザ・ノイズ)が追加されました。

OSL Patterns

C++パターンがOSLパターンに変換されました。C++パターンは、RISでのみサポートされます。

Better Sampling

ノイズ軽減のため、サンプリングの精度がさらに向上しました。

Update to Artist Tools

Autodesk’s Maya, Foundry’s Katana, and SideFX’s Houdini and Solaris をサポートします。

RenderMan For Blender

新しく Blender で利用可能になりました。

対応環境

対応ソフトウェア

  • Maya 2019、Maya 2020、Maya 2022
  • Katana 3.1、Katana 3.2、Katana 3.5、Katana 3.6、Katana 4.0
  • Houdini 17.5、Houdini 18.0 (including Solaris)、Houdini 18.5 (including Solaris)
  • Blender 2.83 LTS、Blender 2.92、(2021/7/1現在、Blender 2.93 LTSは非対応)
    注意事項
    ・「it」でレンダリングをキャンセルすると Blender が落ちるため、キャンセルする場合は、Blender 上で実行する。
    ・Cycles shading networks はサポートされない。
    ・全てのカーブがサポートされていない。
    ・Grease Pencil 非対応.

対応OS

  • 64-bit Linux ; Compatible with CentOS/RHEL 7.2 - gcc6.3 and glibc 2.17
  • 64-bit Mac OSX : Compatible with versions 10.13, 10.14 and 10.15
  • 64-bit Windows : Compatible with Windows
    (For RenderMan XPU, NVIDIA graphics driver version 460.41 or above)

必要なハードウェア環境

  • CPU : RenderMan and XPU require a processor with AVX capabilities.
  • GPU : RenderMan XPU and the Optix denoiser require an Nvidia graphics card of Maxwell architecture or above.
  • Memory : RenderMan needs a minimum of 4GB of RAM and XPU needs a minimum of 11GB of VRAM (リリースノートでは24GB推奨). Maximum RAM depends on scene complexity.
  • Plugins : VFX Reference Platform: CY2019. Custom plugins can utilize C++14 and must be compiled with gcc