Blender 3.0 がリリース!(アップデート含む)
2022.01.26投稿 | 2022.12.11更新
Blender 3.0(2021年12月3日リリース)がリリースされました。
Blender 3.0.1
2022年1月26日リリース。主にバグ修正です。
Blender 3.0
主な新機能として、
- 新しいCYCLES Render
- 新しいアルゴリズムにより反映が速くなった Viewport
- ノイズ除去の向上
- ローポリ・オブジェトの影の精度が向上(SHADOW TERMINATOR)
- 半透明オブジェクトの影の色表現の精度が向上
- サブサーフェイス・スキャッタリングが「異方性(anisotropy)」に対応
- アセット・ブラウザーの導入(ドラッグ&ドロップが可能)
- ジオメトリー・ノードに多数の新機能
- UI の改善
- Video Sequencer にてサムネイル・プレビューの導入
- VR 対応
- 新しいアセット・ブラウザにて、ポース(キャラの表情などをプリセット化)をライブラリー可
- ファイル(.blend)のロード・セーブの高速化
- USD ファイルのインポート
- その他多数
新しい CYCLES Renderer
CYCLES GPU のカーネルが書き直され、レンダリングが2倍~8倍に向上しました。
Denoise の精度向上
OpenImageDenoise がVer.1.4 になり、細かい詳細までノイズ除去できるようになりました。
SHADOW TERMINATOR
ローポリ・オブジェトの影の精度が向上しました。
The Geometry Offset は下記の設定で動作します:
- 0.0: Disabled
- 0.001: Only terminated triangles
- 0.1: Default
- 1.0: All Triangles Affected
Shadow Catcher
シャドウキャッチャーが見直され書き換えられました。下記のような新機能があります。
- 間接照明と環境照明に対応。より正確なコンポジティングが可
- 含まれているライトを反映させるかでレンダー結果が変わる。実写か、合成するオブジェクトかを決めるオプション。
影に色がつく
半透明オブジェクトの影の色表現の精度が向上しました。
新しいスキン
SSS(サブサーフェイス・スキャッタリング)が「異方性(anisotropy)」「屈折率」に対応しました。
その他
- Time-based rendering limit
- Eliminate kernel compilation wait for AMD HIP
- Reduced kernel compilation time for NVIDIA OptiX
- Faster hair using 3D curves in NVIDIA OptiX
- Separate presets for viewport and render sampling
- Improved adaptive sampling
- Geometry Offset option to reduce shadow terminator artifacts
- Light option to be visible to camera rays
- New Position render pass
- Volume sampling quality is now the same for CPU and GPU
- Baking support for denoising and adaptive sampling
- Open Shading Language metadata support for UI labels and checkboxes
- Removed Features and Compatibility
アセット・ブラウザー
アセット・ブラウザーは、ドラッグ&ドロップでオブジェクトに瞬時に適応できます。